さっそく先生に聞いてみよう♪
多くの女性が感じている生理中の敏感肌。季節の変わり目や、ストレス、紫外線、食生活の乱れ、不規則な生活や生理などにより肌が荒れたり、敏感肌になったりと女性は大変です。
だからこそ正しい知識とケア方法で「はだおもい」してあげれば、敏感肌も怖くないですよ!
こんな時期こそはだおもいしよう
季節の変わり目は昼夜や日ごとの気温の差が激しくお肌に負担がかかります。気温の変化により自律神経も乱れがちになり、お肌が荒れやすいのです。特に秋は夏にたまった紫外線のダメージとお肌の皮脂のバランスが崩れやすいので肌荒れを起こしやすい季節。この時期はいつもより保湿成分の多い物を使ったり、丁寧なスキンケアはもちろん、規則正しい生活、睡眠をしっかりとるなどして自律神経の乱れにも気を配ってあげましょう。
多くの女性が感じる生理時の敏感肌には、女性ホルモンが影響しています。生理前は皮脂が過剰に分泌されて毛穴がつまり吹き出物ができたり、バリア機能も低下して肌荒れしやすくなります。また、生理中はホルモンの分泌量が減り乾燥しやすくなります。生理中はいつも通りのケアでも刺激を感じたり肌荒れを起こしたりすることも。生理の時は気分も憂鬱になりがちですが、「はだおもい」のタイミングとしてしっかりお肌をいたわってあげると良いでしょう。
「生理前」と「生理中」のおすすめのケアをそれぞれ3つずつご紹介します
「生理前」のおすすめの肌ケア
- 過剰な洗顔は逆効果。洗顔は朝晩の2回だけでも十分です。洗顔する際はやさしく丁寧にするように意識しましょう。
- 化粧水はいつもよりたっぷりと保湿中心のシンプルなケアに徹底してください。
- 水分をたっぷり摂り、軽めの有酸素運動で汗を流したり、半身浴などで身体を温めながらマッサージをして、全身の血行を促進しましょう。
「生理中」のおすすめの肌ケア
- 生理中はお肌のバリア機能が衰えるため、シェービングなどでムダ毛の手入れなど、お肌に刺激を与える行為は避けましょう。
- 体温が下がり、血行が悪くなるため肌が乾燥しがち。なにより保湿が大事な時期。保湿系パックなどもいつもより、回数を少し増やしてお肌を乾燥させないように心掛けてください。
- 生理中は肌が敏感になっているため、紫外線対策をしっかりと行い、メイクはなるべく軽めにしましょう。
「できることから1つずつトライしてみてくださいね」
ストレスによるお肌のトラブルも良く聞くお悩みです。皮脂の分泌量が乱れ乾燥の原因になる、自律神経の乱れにより血流が悪くなる、胃腸が弱る、免疫力が低下して炎症を起こしやすくなるなど様々な悪影響の原因に。メンタルから来るストレスもありますが、タバコ、紫外線、不規則な生活、睡眠不足などもストレスの原因になります。
ストレスを溜めないようにするのはもちろん、自分なりのストレス発散方法を見つけるのも大切なこと。そして、普段の生活も肌だけでなく、自分の体調をしっかり意識してあげてください。
これで季節の変わり目も怖くないね!
さっそく試してみよう!
【記事監修医】
西山紘子先生
社会福祉法人 恩賜財団済生会支部東京都済生会
東京都済生会中央病院/産婦人科医