ソフィしなやか女子トーク
どんなときも自分らしい笑顔で、しなやかに生きていくために。女性であることを楽しんでいくために。ソフィしなやか女子トークでは、様々なテーマについて専門家の先生と“しな女メンバー”がトーク。「しなやかな女子の◯◯とは?」をみんなで考えます。
自分で自分を癒してあげて・・・自然のリズムを感じて ココロとカラダを整える「月ヨガ」
【今回の先生】
島本麻衣子(月ヨガインストラクター)
モデル時代、心身のバランスを崩したことがきっかけで、月のリズムに合わせたヨガを実践し、ココロとカラダの浄化作用を体験。その後、ヨガインストラクターとなり「月ヨガ」を考案。月の満ち欠けに合わせて女性らしさを高めるヨガのポーズを中心に組み合わせ、人気を呼んでいる。現在、日本国内、アジア各国で活躍中。
Chapter1 月ヨガとは?女性力を高めて美しいココロとカラダをつくる、女性のためのヨガ
●月ヨガって知ってる?
斎藤:普通のヨガやホットヨガならやったことがあります。
梅野:最近、話題ですよね!月ヨガ!どんなものなのでしょうか?
先生:呼吸とポーズを連動して行い、ココロとカラダをよい状態に整えていくヨガ。月ヨガは、それを月のリズムに合わせて行います。
池田:月のリズム?どんな意味があるのでしょうか?
先生:古くから月は女性の美と健康をつかさどるものとして考えられてきました。出産や月経など、女性のココロとカラダに影響を及ぼすともいわれる月の神秘的なはたらき。そんな月の満ち欠けに合わせヨガを行うことで、女性の美を高めようと生まれたのが「月ヨガ」です。
女性のためのヨガ「月ヨガ」
新月から満月までを「アクティブ期」、満月から新月までを「デトックス期」として、それぞれの時期に合ったポーズでココロとカラダを整えていくのが「月ヨガ」の考え方です。
「月ヨガ」を続けていくと・・・
【子宮を活性化して導かれる効果】
・生理痛緩和 ・不妊症の改善 ・婦人科系の病気予防など
【深い呼吸により導かれる効果】
・ダイエット ・むくみ ・冷え症 ・美肌など
【自分を受け入れることで導かれる心の効果】
♥ 自分の心の声を聞き、内面を見つめなおす
♥ 女性らしさがアップする
♥ 精神的に落ち着くことができる
♥ 相手を思いやる気持ちが育まれる
♥ 感謝する気持ちが生まれる など
先生:月のエネルギーに合わせて、女性の骨盤は28日周期で開いたり、閉じたりを繰り返しています。月の満ち欠けに合わせてポーズをとることで、子宮を包む骨盤の動きを活性化し、再生と浄化の効率を高めて美しいココロとカラダを作っていきます。
萩野:まさに女性のためのヨガということですね!私も月のパワーを感じてみたいです!!
Chapter2 月ヨガ体験レポート!自分を見つめ、受け入れる…月ヨガで癒しのリラックスタイム
●月ヨガをはじめる前に・・・
先生:ポーズをとる前に、まずは呼吸法から覚えましょう!ヨガの呼吸は鼻が基本です。鼻から吸ってお腹をふくらませ、ゆっくりと鼻から吐いてお腹の空気を空っぽに。吐く息の長さを吸う時の倍、時間をかけてください。リラックスして!内臓が動き始め、基礎体温も上がり細胞が活性化していきます。
月ヨガのプログラムに入る前に、2つの基本的な呼吸法をマスターしよう!
腹式呼吸「安楽座」(スカアーサナ)
①足首より少し上で足を交差させ、あぐらを組む。この時お尻を少し引き、骨盤を安定させる。
②鼻から息をゆっくり吐き出し、鼻からゆっくり吸う、を繰り返す。
③吐く息でお腹を背中に近づけていき、吸うときにお腹を膨らませる。
④徐々に吸う息の倍の長さで吐く。
これを最初は約5分間から始めて、リラックスするところまで行う。
愛の呼吸「金剛座」(ヴァジュラアーサナ)
①かかとの上におしりをのせて、足の親指を床につける。
②ひざを閉じて背骨をまっすぐと伸ばし、骨盤を起こす。
③息を吸いながらお尻をゆるめ、吐きながらお尻を締めていく。
④徐々に吸う息の倍の長さで吐く。
これを最初は約5分間から始めて、リラックスするところまで行う。
梅野:呼吸だけでもちょっとスッキリしますね。
先生:それでは、さっそく月ヨガのレッスンをはじめましょう!
●月ヨガを体験してみよう!
しな女メンバーが実際に月ヨガを体験することに!
今回は西麻布のヨガスタジオで少人数のレッスンを行いました。
レッスンでは、月ヨガの各時期に行う基本のポーズを教わります。
ゆったりとした音楽を流しながら……
事前に習った腹式呼吸を取り入れて、心を休ませるポーズをとります。
片足で立ち、両手をまっすぐ上に上げる「山のポーズ」では、フラフラして両足をついてしまう人も。
でも、大切なのは無理せず今の自分を受け入れて、ヨガを楽しむこと。
「きれいにポーズがとれなくてもOK。今の自分の状態を知るだけでも進歩です!意識するだけで、徐々にバランスも良くなりますよ」と先生。
今回教わった中には、ただコロンと転がり、お腹を動かしながら腹式呼吸をしていくだけのポーズも。
よりリラックスするために、目を閉じながら行なっていると……。どこからか「スースー ZZZzzz。。。」と寝息が…(笑)。
「寝てしまうのは疲れが抜けている証拠。ココまでリラックスできるのは理想ですよ!」と先生。
月ヨガは自分を受け入れ、自分を癒すものと話す先生のレッスンは、終始リラックスムード。
1時間のレッスンを終え、すっきりとした表情のしな女メンバーたち。無事に体験が終了しました!
Chapter3 誰だってしなやか女子!月ヨガを通して自分本来の魅力を引き出す
●島本先生にとって「しなやかな女性」とは?
先生:私は、女性なら誰もがしなやかさを備えていると思っています。ただ、自分のしなやかさを表に出さない、もしくは出せないでいるだけ。自分を装うことで、しなやかさを見失ってしまうこともあります。
自分のココロとカラダの声によく耳を傾ければ、自分を愛せるようになります。そして、本来の自分の魅力を発揮出来るようになると思います。月ヨガはそのきっかけになってくれるはず。
梅野:私にもしなやかさは備わっているのかな?
先生:もちろん!今だって十分輝いているけど、もっともっとココロもカラダもキレイになれると思いますよ。人と比べず、自分自身の変化と向き合いながら、月ヨガを楽しんでみてください。
わたしたちが考える、しなやか女子のための月ヨガとは?
癒やし
島本麻衣子先生
色月ヨガは女性力を高めるとともに、ココロとカラダの声に耳を傾けるためのいい時間を過ごさせてくれます。自分本来の魅力を引き出すには、やはり自分と向き合うことも大切。1日1ポーズでも、1ヶ月に1回でもいいので、月の満ち欠けという自然のリズムを感じながら月ヨガを実践してみて。月ヨガを通して今ある状況を受け入れ、自然に感謝し、自分を愛して、本来のしなやかさを取り戻してください。
心も体もリラックスしてくれる時間
斎藤夕香利さん
まず感じたのは、先生が心も体も、そして表情もすごくキレイだということ!そして、その美の秘訣が月ヨガにあると知り、とても興味を引かれました。月の満ち欠けや生理サイクルといった自然の流れを受け入れるだけで、誰でも変われるんですね!せかせかしている日常とは違う素敵な時間を過ごせました。毎日は難しくても、生理前のイライラや疲れを感じた時に実践しようと思います。
心穏やかに自分自身と向き合えるもの
梅野舞さん
ヨガ自体が初体験だったので、始めはドキドキ。簡単な呼吸法やポーズでOKというのは魅力的ですね!レッスン中も、終わった後もすごくリラックスできて、気持ちが穏やかになりました。月ヨガは自分を見つめ直すよいきっかけになりそう。自宅でも出来るポーズを教わったので実践します!続けることで、顔つきや話し方も穏やかに、しなやかになるといいですね。
心を落ち着かせ、女性がみんな持っているしなやかさを引き出すもの
萩野真実子さん
ユニ・チャーム株式会社グローバル・マーケティング本部
あらためて自分の呼吸を意識してみると、心が落ち着いて素に戻っていく感じがしました。本当にリラックスできて、終わった後はカラダがポカポカ。自分にイイことをしてると実感しました。先生の「しなやかさは誰もが持っている」という言葉がとても印象的でした。月に1回でもいいので、自分を見つめ直す方法として、月ヨガを取り入れていきたいです!
自分を癒やす心のサプリ
池田あゆみさん
ユニ・チャーム株式会社グローバル・マーケティング本部
普段からヨガをやっているのですが、月ヨガは初体験。自分を緩めてくれるポーズが多く、とてもリラックスできました。自分を癒やし、自分を愛するのが月ヨガとおっしゃっていた意味が体験してよくわかりました。まるで気持ちを落ち着かせるためのサプリのような存在ですね。これからは月の満ち欠けと生理サイクルを意識してみようと思います。
軸をみつけるストレッチ
中山なほみさん
ユニ・チャーム株式会社グローバル・マーケティング本部
登山やマラソンなど運動はしているのですが、体が硬くて…。今日も少しキツいかなと覚悟していましたが、月ヨガでこんなにも体が緩まるとは驚きでした。片足で立つポーズをした時、初めて自分に体の軸があることを感じたのも、新しい発見です!仕事などでは周りの人を意識することが多いけど、もっと自分自身にも目を向けてしなやかな女性になりたいと思います。
みなさんも、しなやかな毎日のためにぜひはじめてみてくださいね!
ソフィしなやかヨガもチェックしよう!
ヨガインストラクター吉川めい先生による、生理の時に最適な「ソフィしなやかヨガ」をご紹介!このヨガをやって生理前から生理後にかけての不調を和らげ、ココロもカラダもスッキリ。
【記事監修医】
西山紘子先生
社会福祉法人 恩賜財団済生会支部東京都済生会
東京都済生会中央病院/産婦人科医