妊活の流れとやることまとめ
妊活=妊娠活動に明確な定義はありませんが、一般には「妊娠を望むふたりが、赤ちゃんを授かるためにする行動全般」を意味します。
妊娠しやすい年齢の健康な男女が排卵期付近に性交渉をした場合でも、自然に妊娠できる確率は25~30%程度と、それほど高い数字ではありません。
妊活は女性だけで抱え込むものではありません。日本受精着床学会がおこなった不妊治療患者によるアンケート調査では、不妊の原因は、女性の卵巣因子が21%、卵管因子が20%、子宮因子が18%、男性因子が33%という結果になっており、男性と女性、どちらにも原因があることがわかります。
ふたりで一緒にスタートラインに立ち、協力しながら取り組んでいくことが大切です。
では、具体的に妊活とはどのように進めていくものでしょうか?
1:排卵日を自分で予測し性交渉をする「タイミング法」にトライ
排卵日に合わせて性交渉をおこない、妊娠を目指す「タイミング法」から始めるのが最も一般的です。
2:病院の検査で原因を探る
「タイミング法」を1年続けても妊娠しない場合は、病院で検査を受けます。男女それぞれに、妊娠を妨げる原因がないかを探ります。女性がひとりで受診することが多いようですが、男性に不妊の原因があるケースも少なくないので、一緒に受診するのがオススメです。
3:病院での検査結果を踏まえて妊活の進め方を考える
病院の指導を受けて超音波検査などで排卵日が予測できたら、再び「タイミング法」を2~3回ほど実践します。それでも成果が出ない場合は、「人工授精」、「体外受精」にトライします。
妊活のゴールはもちろん妊娠ですが、そこに至るまでにはさまざまな進め方があり、人それぞれに条件も異なります。2人のライフプランに合わせて、自分たちに合ったものを選んでいけるといいですね。
妊娠を目指すために、最初に把握しておきたいのが排卵日です。排卵日に合わせて性交渉をすることで、妊娠の確率が高まります。
妊娠しやすい時期を知る方法は、
- 生理周期の把握
- 基礎体温
- 排卵検査薬
の3つがあります。
ドラックストアなどで手に入る排卵検査薬は、尿に含まれる黄体形成ホルモンの濃度によって、排卵日を予測します。陽性反応が出たら、排卵まで約1日です。最も妊娠しやすくなるタイミングは排卵日の当日〜2日前とされていますので、陽性が出たタイミングで性交渉を持てると妊娠の確率が上がります。
生理管理アプリ「ソフィ」には、女性がアプリに生理周期を記録すると、妊娠の可能性が高まる期間を予測し、パートナーのLINEにお知らせする「パートナー機能」があります。妊活のサポートアイテムとして、ぜひ使ってみてくださいね。また、「妊活タイミングをチェックできるおりものシート」もおすすめです。
【記事監修】
株式会社ファミワン 不妊症看護認定看護師 看護修士
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