男性向けコラム

ちょうどいい性交渉のタイミングは?

初めて妊活に取り組むときに知っておきたい、妊娠が起きる仕組み、そして妊娠に適した性交渉タイミングの考え方などの基本を紹介します。

排卵タイミングを確実に知るのは難しい

排卵の前後の時期は、妊娠においてとても大切な「性交渉のタイミング」です。一般的に、排卵がおこる目安は月経開始日の14〜19日後の6日間とされています。

しかし、実際にはホルモンバランスの乱れや生理不順などで、排卵日はズレてしまうことも多く、また出血を伴う生理とは違い、排卵時には明らかなカラダの変化も起こらないことから、女性自身も正確な排卵日を知ることはできません。

そのため、妊娠を望む女性の多くは、基礎体温を記録することでご自身のカラダの状態を把握し、排卵のタイミングを予測しています。

妊娠ができるのは排卵から24時間以内

個人差や体調の影響はありますが、1回の射精では平均1〜4億個の精子が放出されます。ただし、精子が女性のカラダのなかで生きていられるのは最大5日程度。そのうち、受精能力があるのは48時間ほどに限られています。排卵された卵子が受精できる状態にあるのは約24時間のみです。

そういったことから、妊娠確率が最も高いのは排卵1~2日前を含む約6日間といわれています。卵子より寿命の長い精子が先に女性のカラダの中に入り、体内で卵子の到着を待っておくイメージです。

この、妊娠の可能性が高い約6日間は、基礎体温や生理の記録から推測したり、ドラッグストアなどで購入できる排卵検査薬で調べたりすることができます。

女性のカラダの中で起きること

女性のカラダのなかには、生まれた時からたくさんの卵子のもとが眠っています。その卵子のもとの1つが成熟し、約1ヵ月に1度のペースで子宮へと繋がる卵管へ排出されます。この現象が「排卵」です。

性交渉をすると、射精された精子は子宮を通って卵管へと進みます。その精子の1つが卵子と融合すると「受精卵」になります。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮へと移動し、「子宮内膜」へ根を張る「着床」という現象が起きます。これがうまくいくと妊娠です。

ふたりがともに当事者になることが大切

妊活は、男女両方が当事者です。大切なパートナーのことだからこそ、相手に遠慮して踏み込めない部分もあるかもしれません。お互いの気持ちや体調に寄り添いながら、ふたりのペースで共に妊活を進めていけると良いですね。

生理管理アプリ「ソフィ」では、タイミングを合わせてふたりの妊活を進めやすくするお知らせ機能(パートナー機能)を用意しています。女性がアプリに生理周期を記録すると、妊娠の可能性が高まる期間を予測し、パートナーのLINEにお知らせ。ぜひ使ってみてくださいね。

【記事監修】

株式会社ファミワン 不妊症看護認定看護師 看護修士

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