日本型モデルを海外に展開
各国で広がる女性の社会進出
創業から50年余り変わらないユニ・チャームの願い、それは「赤ちゃんからお年寄りまで、生活者がさまざまな負担から解放されるよう、心と体をやさしくサポートする商品を提供し、一人ひとりの夢を叶えたい」ということ。
この50年余り、日本社会は大きく変動しました。人々の生活は豊かになり、女性はいきいきと社会に進出しています。私たちユニ・チャームは「女性の不快を快に」を追求し、女性用生理用品を提供することで、日本女性の社会進出を応援してきました。ベビー用紙おむつや介護用品など、さまざまなシーンで女性の負担を軽減する商品を提供。日本社会の発展とともに歩み、発展の一助を担う役割を果たしてきたと自負しています。
海外へと目を転じると、アジアや中東を中心に、これから成熟しようとする国々が控えています。2012年10月、ユニ・チャームのアジア・中東・北アフリカにおけるベビーケア・フェミニンケアを中心とする事業活動が、国連開発計画(UNDP)が推進する「ビジネス行動要請」(Business Call to Action※)に応えるものとして参加が承認されました。同地域に暮らす女性の生活向上を実現するものであると期待されており、私たちユニ・チャームは、日本での活動を通して培ったノウハウを礎に、それぞれの国、地域の特性に配慮した商品やサービス、働く場所の提供を通じて、女性の地位向上を支援していきます。
※Business Call to Action
民間企業のコアビジネスを通じて、国連ミレニアム開発目標(MDGs)を達成することを目的に、2008年に発足したグローバルなイニシアティブ(取り組み)。国連開発計画(UNDP)が各国の国際開発機関などと共同して、途上国が享受する社会的利益とそこで活動する企業の商業的利益を両立するビジネスモデルの構築の支援などを実施。